2018年に開催し、今年で5年目となる COLLECTIVE には、 過去たくさんの ZINE が集まりました。 プロの写真家、 イラストレーターによるしっかりと製本された作品集から、学生はもちろん、 趣味で作られた手作りのものまで。
PARK GALLERY では、 ZINE は " パーソナル " つまり " 個人的なもの " であればあるほど魅力的ではないか、 と考えています。 いかに <自分が納得できるもの> であるか。 裏を返せば、 自分で納得できるのであれば形式や方法は特に気にしない、 もしくは納得する以前の『衝動』で作られたものに魅力を感じます。 例えばプロのデザイナーによるデザインが必要で、 製本にお金をかけることで納得のいくひとは、 そういう作り方をすればいいし、 チラシの裏に書いたものをコンビニのコピー機で刷ってホチキスで留めるだけで納得できるひとはそれでよいかと思います(その方がグッと来てしまったりします)。 また、 ZINE にするつもりはなかったけれど、 ZINE になってしまってるものもいいかと思います。 自由な発想と行動力が大事だと考えています。
クリエイターやアーティストである必要はありません。 おしゃれである必要もなければ便利である必要もありません。 これをきっかけに作ってみたものでも構いません。 多様的で、 能動的で、フィジカルな、そんな ZINE を、求めています。